母校の北海道帯広緑陽高校へ、本を届けてきました。
お渡ししたのは、明治図書から出した『[小学校]特別支援学級担任の仕事スキル』です。
受け取ってくださったのは、教頭先生です。
校内も案内していただきました。

私は、母校に貢献したいと思っています。
いまの私にできる形が、本を届けることでした。
この記事では、その日のことと、育ててくれた場所に返すための小さな手順を書きます。
読み終えたとき、「自分なら、どこに何を届けられるかな」と1つ思い浮かべてもらえたらうれしいです。
育ててくれた場所に、いまの仕事の形で返せる
教員として25年、そのうち22年間、特別支援学級の親子と関わってきました。
その経験から、はじめて特別支援学級の担任になる先生に向けて、明治図書から本を出しました。
その本を手に、母校を訪ねました。
教頭先生に、授業の様子や特別教室、体育館を見せていただきました。
私は高校時代、バドミントン部でした。
冬は、校内中を走っていました。
体育館、校庭、自転車置き場、購買。
懐かしい場所を見て回りました。
いまの仕事で形にしたものを、育ててくれた場所に届けることができます。
返したい場所があっても、何をすればいいか迷いやすい
母校、はじめて勤めた学校、お世話になった地域。
返したい場所が思い浮かんでも、実際に何かをするとなると、手が止まることがあります。
たとえば、こんな気持ちになることはありませんか。
・返せるほどのことは、まだしていない
・何を渡せばいいのか分からない
・連絡するきっかけがない
・相手の迷惑にならないか気になる
毎日の授業や学級のことで手いっぱいの時期なら、なおさらです。
迷いやすい理由の1つは、「貢献」が大きなことに見えやすいことです。
何か特別な実績がないと、返せない。
まとまった時間やお金がないと、役に立てない。
そう考えると、いつまでも「まだ早い」と感じてしまうものです。
もう1つは、自分の仕事の価値が、自分では見えにくいことです。
毎日あたりまえにしている工夫も、ほかの人から見ると、役に立つことがあります。
大きなことでなくても、いまの仕事でできる形があれば、それも貢献の1つです。
ぷーた「まだ早い」と感じるのは、自然なことだと思います。いまの仕事の中にも、届けられるものが見つかることがあります。
自分の仕事の形で、1つだけ届ける
育ててくれた場所に返したいときは、次の3つの手順で考えてみませんか。
- 返したい場所を、1つだけ決める
- いまの仕事で渡せるものを、1つ選ぶ
- 相手の都合を聞いてから、届ける
手順1で決める場所は、母校でも、はじめて勤めた学校でも、地域でもかまいません。
1つに絞ったほうが、次にすることを考えやすいからです。
手順2で渡せるものは、たとえばこんなものです。
- 自分で作って、うまくいった教材や工夫
- 授業や学級づくりで、続けてきたことの話
- 仕事に役立った本
自分にとってあたりまえのことほど、相手には新しく見えるものです。
手順3を入れたのは、相手の時間を大切にしたいからです。
私も9月に、本を届けたいとメールで学校へご相談しました。
学校のご都合を伺ったうえで、こちらから日時をお伝えし、10月15日(木)の10時半に伺うことになりました。
対応が早くて、予定の見通しが立てられ、ありがたかったです。
いきなり届けるより、先に一言相談するほうが、相手も受け取りやすいことが多いです。



最初は、メール1通からでも始められます。届けたい気持ちを言葉にするだけでも、一歩です。
今回の北海道では、母校のほかにも、本を届けたり、お話しする機会をいただいたりしています。
10月13日(火)には、小樽の北照高校を訪ねました。
高校時代の担任の先生が、いま校長を務めていらっしゃる学校です。
そのときのことは「先生こそ、人に頼っていい|恩師に本を手渡して気づいたこと」に書きました。
帯広のFMウイングでは、10月17日(土)のラジオ番組に呼んでいただきました。
10月20日(火)には、音更町の教育委員会へ本を届ける予定です。
あなたにとっての「返したい場所」は、どこでしょうか。
まずは1つ、思い浮かべてみませんか。











