「また今日も教材作りで残業…」
学習に乗らない子のための問題。その子の興味に合わせたプリント。
一人ひとり違うから、一人ひとり作らないといけない。
そんな毎日を過ごしていませんか。
「また教材作りで遅くなった」と感じたことはありませんか

特別支援学級は、教科書通りにはいきません。
- 学習に乗らない子には、別の問題を用意する
- 好きなものに合わせて、絵を変える
- 学年も理解度もバラバラだから、教材も人数分
気づけば、放課後の時間はほとんど教材作り。
ネットのプリントを探して、印刷して、名前を書く欄を付け足して。
そこまでやって、やっと1つ完成。
これを毎日、何人分も。しんどくて当たり前です。
教材作りに追われない毎日になれる

もし、教材作りの時間が半分になったら。
放課後に少し余裕ができて、明日の準備も、自分の時間も、取り戻せるとしたら。
「その子のために」を諦めずに、時間だけ減らせるとしたら。
そんな状態、目指せます。
実は今、AIを使って教材を作る先生が増えています。
パトカーが好きな子には、パトカーの問題。恐竜が好きな子には、恐竜の問題。
好きなものに置き換えるだけで、食いつきがまったく変わる。
それを、ゼロから手作りするのではなく、AIと一緒に、数分で作れるようになってきています。
なぜ教材作りはこんなに時間がかかるのか

理由は単純です。
- 参考にできる「その子専用」の教材が、ネットにはない
- だから毎回、一から考えて作るしかない
- 完成度を求めるほど、時間がかかる
先日、トモニバの東京オフ会で「AI教材作り」をテーマにリアルとZoomのハイブリッドで実践しました。
ChatGPTを開いて、その場で、みんなで教材を作ってみたんです。
学習に乗らない子向けに、パトカーの問題。夏休みビンゴ。5・6年生向けのアイスブレイク教材。
参加した先生たちが、その場でどんどん形にしていきました。
「今までネットのプリントをよく使ってましたが、自分の使い勝手がいいように作り直すなんて思ってなかったです」
そう話してくれた先生がいました。
好きな絵に置き換えられるのがいい、と。
あなたのせいじゃない。「一から作ろうとすること」が原因だった

教材作りに時間がかかるのは、あなたのやり方が悪いからではありません。
「完璧なものを、一から作ろうとする」
この考え方そのものが、時間を奪っているんです。
私自身、今回のオフ会で気づいたことがあります。
会場に直接参加してくれた先生の画面を、隣で見ながら一緒に作業を進めることができました。
これは、大きな前進でした。
オンラインだと、参加者が「どこでつまずいているか」が、こちらから見えないんです。
わからないことが、わからない。
これは、AIを独学で使おうとするときも同じです。
- どこで止まっているのか、自分でも気づけない
- なんとなく使ってみて、なんとなく難しく感じて、やめてしまう
そうやって「AIは難しい」で終わってしまう先生が、実はとても多いんです。
でも、隣で画面を見ながらやってみると、つまずいている場所は、たいてい同じ。
そして、そこさえ超えれば、一気に「使える」に変わります。
今日から使える3つのAI活用ステップ

① 完璧なプロンプト(指示文)を考えない
❌ 「どう指示すれば理想の教材になるか」を考え込む
✔ 「今日困っていること」をそのまま入力してみる
例えばこんな言葉で十分です。
「小学1年生で、パトカーが好きな子向けに、たし算の文章問題を3問作って」
これだけで、たたき台ができます。
② できたものを「その子仕様」に直す
AIが作った教材は、完成品ではなく「たたき台」です。
- 名前を、その子の好きなキャラクターに変える
- 問題数を減らす、増やす
- イラストの指示を付け加える
このひと手間で、一気にその子専用の教材になります。
トモニバでは、恐竜好きの子がいる先生に
「恐竜で問題を作ってあげると、喜んでやってくれると思います」
とお伝えしました。好きなものに置き換えるだけで、子どもの反応は変わります。
③ ひとりでやらず、誰かの画面を見てみる
独学で頑張るより、すでに使っている人の手元を見る方が、圧倒的に早いです。
つまずくポイントは、だいたい共通しています。
そこを一度超えれば、あとは自分のペースで応用していけます。

特別支援学級の教材作り×AIのQA

- パソコンやAIが苦手でも使えますか?
-
スマートフォンからでも使えます。実際にオフ会でも、スマホだけで教材を作った先生がいました。
- 個人情報を入力しても大丈夫ですか?
-
児童の氏名や個人が特定できる情報は入力しないでください。「パトカー好きな1年生」のように、特徴だけを伝えれば十分です。
- どこまでAIに頼っていいのか分かりません。
-
AIは「たたき台」を作る係、仕上げるのはあなたです。その子の様子を一番知っているのは、あなた自身です。
- 時間がなくて試す余裕がありません。
-
まずは1つだけで大丈夫です。1つができれば、次からは応用するだけになります。
特別支援学級の教材作りのまとめ

教材作りを早くするコツは
一人で完璧に作ろうとすることではなく、AIと一緒に「たたき台」を作ること。
そして、できれば、すでにやっている人の手元を見てみること。
まずは1つ、試してみてください。
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