【子どもを守る!】特別支援学級の避難訓練ガイド

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特別支援学級の避難訓練ガイドのアイキャッチ

近年、地震や津波、台風、豪雨など、今まで以上に自然災害が起こってきているように感じます。その災害に直面したときに、児童がパニックにならないように、避難訓練を役立てていきたいです。

この記事を読めば、「災害が起きたときにも環境の変化に応じられる」「児童や回りの人が身を守れるようにしたい」といった悩みをお持ちの先生達に向けて、その悩みを解決し、授業の準備を素早くして、定時退勤を目指すことができるようになります。

避難訓練では、例えば地震が起きたときに落ち着いて行動できるように、約束事を説明することが大切です。たとえば、子供に「ダンゴムシのポーズをとる」「机やテーブルの下に入って身を守る」など具体的に身を守る方法を伝え、わかりやすい言葉で話します。

また、避難訓練後に視覚支援を用いて指定した経路を移動できるかを確認する機会を設けることもあります。

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目次

避難訓練の種類

学校行事である避難訓練は、事前予告する時予告なしでする時の2パターンがあります。

予告ありなら、放送をよく聞くことや「次の時間は避難訓練です。」と伝えられ、児童に心の準備をさせることができますが、予告なしの時にサイレンの音がしたり、緊急の放送がかかったりすると、びっくりしてパニックになってしまう児童もいますよね。

そのため、予告なしの場合でも、

男の子

もしかしたら地震がくるかもしれない・・・って、ニュースで言ってたよ。

ぷーた先生

では、防災頭巾をかぶる練習をしてみましょう

という話をすると

勘がいい児童だと、

1年生の男の子

もしかして避難訓練?

と思われますが、パニックになるよりも安全に避難する練習ができたほうがいいですよね。

他にも津波が来たら、不審者がきたら・・・、など災害は色々なケースが考えられ、それに応じた訓練をすることになります。

事前・事後の指導

事前指導については、

  1. 何のために避難訓練をするのか。
  2. どの階段からどの通路を使って逃げるのか。
  3. 何を持って行くのか。あるいは持たないのか。
  4. 誰の話を聞いたら終わりか。
  5. 戻るときの昇降口はどこか。

といったことを、伝えます。さらに

おはしもシェイクアウト訓練の約束を確認します。

児童のための避難標語「おはしも(おかしも)」[今週の防災格言42]

靴のまま外に出るときは、雑巾の用意も。

事後指導では、一休みしたら画像や動画を見せます。

消防防災博物館 -
消防防災博物館 - 消防防災博物館はインターネット上の仮想博物館です。ひろく国民のみなさまに、消防防災に関する知識、コミュニケーションの場を提供するために設立されました。

実際にはない仮想の博物館です。リンクはトップページのみとのことですので、MENUから探して下さい。

防災の世界から、防災サバイバルにいけます。

地震、津波などからのサバイバルは、児童にゆっくり説明しながらみせると良いです。

国土交通省の防災教育ポータルからのリンクです。

大雨の時に気をつけることを、歌に載せてアニメで見られます。

元のリンクはこちら

https://www.mlit.go.jp/river/bousai/education/index.html

防災に限らず、官公庁と勤務先やお住まいの自治体のHPは、チェックしておくとよいですよ。こちらは東京都教育委員会の教材コンテンツからです。

また、家庭学習にタブレット端末を持ち帰って、「お家の方と災害が起きたらどこに避難するか相談しましょう。」という宿題があってもよいですね。

特別支援学級の避難訓練ガイドのQ &A

学校での避難訓練は義務ですか?

「消防法第36条(防災管理定期点検報告)」に基づいて、大規模建築物などに関しては防災管理業務の実施が義務付けられており、年一回以上の防災訓練(避難訓練)を実施しなければいけません。 また、消防計画で定めた消火訓練や通報訓練なども一緒に実施することがあります。

なぜ学校で避難訓練をするのでしょうか?

学校防災能力を向上させ災害の程度を軽減

そのためには学校での防災教育を教育課程と位置づけ、定期的に安全指導を実施することが大切です。 今後起こりうる自然災害について実践的な防災訓練を実施することで、災害の程度を軽減させることができるように、学校が中心となり安全教育を行っていくことが大切です。

特別支援学級の避難訓練ガイドのまとめ

避難訓練は、大人にとっても必要な大事な行事です。私たち大人も、今まで経験したことのない災害がいつ起こってもおかしくない状況です。いつくるかもしれない突然の災害に慌てることなく、落ち着いて安全に過ごすために、学校行事にである避難訓練を行い、さらに学級で事前、事後の指導をして効果を上げましょう。

「命は決して戻らないかけがえのないもの」という先生の気持ちが、児童の心に伝わるとうれしいです。

そして、この記事を読んだ1人でも多くの先生が、定時に帰れるようなお手伝いができたらうれしいです。そして、趣味を楽しんだり、家族や友人との交流などで豊かな時間をもち、人間らしい生活ができるようになってほしいと思います。

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