【小学校特別支援学級の学級開きで話すこと】安心感を届ける5つのメッセージ

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特別支援学級の学級開きの記事のアイキャッチです

こんにちは。ぷーたです。

この記事では小学校の特別支援学級で「学級開きで子どもたちへどんな言葉をかけるとよいか?」というテーマでお話しします。

新しい教室、新しい先生、新しい友だち。
楽しみな反面、不安でいっぱいな子も多いはずです。
そんな子どもたちの心に「ここにいても大丈夫なんだ」と感じてもらえるような、“安心感を届ける言葉”を意識していきたいですね。

キーワードは「なかよし」です!

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目次

「来てくれてうれしいよ」の気持ちを伝える

特別支援学級の学級開きポイント1「来てくれて嬉しいよ」の記事の画像

まず最初に伝えたいのは、歓迎の気持ちです。

○○くん、○○さん、今日からこの教室でいっしょにすごせることが、先生はとってもうれしいよ。

誰かに「いてくれてうれしい」と言われると、自然と心がゆるみます。
「あなたはこの教室の大切な一員だよ」というメッセージを込めましょう。


この教室は「自分らしくいていい場所」だと伝える

特別支援学級の学級開きポイント2「自分らしくいていい場所」の記事の画像

特別支援学級のいちばんのよさは、自分のペースを大切にできること

この教室は、ひとりひとりのやり方やペースを大事にする教室だよ。
できることがふえるって、すごく楽しいんだよ。いっしょに見つけていこうね。

「がんばらなくちゃ」ではなく、
「ここならがんばれるかも」と思ってもらえるような、優しい言い回しを選びましょう。


きまりは“安心して過ごすための約束”と伝える

特別支援学級の学級開きポイント3「約束」の記事の画像

特別支援学級でもきまりはありますが、それを「守らないといけないルール」としてではなく、

みんなが安心してすごせるようになるための、約束だよ。

と伝えることが大切です。

そして、こんな一言も添えてみてください。

まちがえても大丈夫。先生もいるし、またいっしょにやってみようね。

失敗を恐れずに過ごせる教室にすることが、安心感の大きな土台になります。


先生もドキドキしてることを伝える

ぷーた先生

「先生だって緊張するんだよ」と伝えることで子供も安心するよ!

子どもたちは、「先生=完璧でしっかりしてる人」と思っていることもあります。
だからこそ、あえてこんな風に話してみるのもおすすめです。

先生も、ちょっぴりドキドキしてるよ。でもね、みんなとすごせることが楽しみなんだ。

先生も緊張しているという姿を見せることで、子どもたちも「ドキドキしてもいいんだ」と思えるようになります。


おわりは、前向きな安心のメッセージで

特別支援学級の学級開きポイント5「前向きなメッセージ」の記事の画像

学級開きの最後は、「だいじょうぶ」「ひとりじゃないよ」という言葉でしめくくりましょう。

これからいろんなことがあるけど、だいじょうぶ。ひとりじゃないよ。
先生がいるし、○○さんも○○くんもいる。いっしょに、たのしい1年にしようね。

この言葉は、子どもたちの心にずっと残ります。
つまずく日があっても、「あのとき先生が言ってくれたな」と思い出せる、安心のおまもりになるのです。


【小学校特別支援学級の学級開きで話すこと】安心感を届ける5つのメッセージのQ &A

ぷーた先生

最初は思ったように行かなくて当たり前だよ!

子どもが無反応だったとき、どうしたらいいですか?

無理に返事をさせなくても大丈夫です。
大事なのは「話しかけてもらえた安心感」を届けること。表情や体の動きで少しでも反応があれば、それも立派なサインです。焦らず、待つことも支援のひとつです。

緊張でうまく話せなかったらどうしよう…

子どもは「完璧な言葉」よりも、「あたたかい雰囲気」に安心します。
先生が少しつまずいたり、笑顔でごまかしたりしてもOK。それも「先生も人間なんだ」と感じてもらえる、よいきっかけになります。

ルールを説明しても聞いていない様子の子がいます…

一度で伝わらなくて当たり前、という気持ちで大丈夫です。
何度でも、場面に合わせてやさしく伝えていきましょう。「説明すること」より「一緒に経験すること」で伝わるケースも多いです。

話す内容は、全員に同じでいいですか?

基本は同じでも、一人ひとりに合った「目線」や「声のトーン」を意識するだけで、ぐっと伝わりやすくなります。
名前を呼んであげたり、表情で伝えることも立派な「ことば」です。

学級開きで伝え忘れてしまいました。あとからでもいいですか?

もちろんOKです!
むしろ「あとから伝えること」も、子どもにとっては大事な“積み重ね”。繰り返し伝える中で、少しずつ教室の安心感が育っていきます。

【小学校特別支援学級の学級開きで話すこと】安心感を届ける5つのメッセージまとめ 言葉で育てる「安心の教室」

特別支援学級では、スタートの言葉が1年をつくっていきます。

とにかくキーワードは「なかよし」です。

大切なのは、「うまく言うこと」ではなく、子ども一人ひとりに向けた、あたたかいまなざしと言葉です。

学級開きのあとの数分間。
それは、子どもたちの心に「ここでがんばってみようかな」と思ってもらえる、魔法の時間でもあります。

どうか、先生の言葉がその子にとっての“安心の種”になりますように。

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